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【番外編】「Cloud Expo 2017 New York」海外の展示会視察レポート

佐々木 章乃

株式会社インターパーク マーケティングプランナー

現在は、クラウドサービスサスケ事業のマーケティング業務を担当。
イベントの企画・運営からWebマーケティングまで、幅広く業務を担っています。
銀行・人材コンサルティング会社を経て、インターパークへ入社。
5年以上の営業経験を踏まえ、マーケティングや営業についての考察を執筆しています。

先月201766-8日の期間でニューヨークのJacob Javits Convention Center(ジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンター)で開催されたクラウドコンピューティングのイベントです。

弊社ではグローバル展開を視野に一昨年から海外視察の回数を増やしています。今回はアメリカ・ニューヨークでした。


概要

「Cloud Expo 2017 New York」は製品ブースの出展もあるイベントですが、どちらかと言えばセミナーやパネルディスカッションに重きを置いたセミナーイベントと言えるものでした。

今回はAIやIOT関連の発表が多く、これらが今世界レベルで関心の高い分野である事が改めて認識できました。

イベントのメインスポンサーはIBMで、基調講演のKeynoteにはIBMのコンピュータ科学の研究者Michael Maximilien(マイケル・マキシミリアン)が登壇。

CTOJason McGee(ジェイソン・マギー)も講演を行っており、IBM Bluemixを使えば、誰でも簡単にwatsonの利用ができる。優れたプログラミングの環境を提供できる。プラットフォームとしての優位性を技術的見地から詳しく解説していました。

またこれからは、様々な言語で組んだプログラムによるグローバルな開発体制も多くなります。それらの環境をAPIで連携するにしても、共通のWebプログラムのルールで共有化して運用されている事が大切であり、それが実現できる共同開発の環境「マイクロサービス」の構築が重要であるとプレゼンテーションしていました。

その他にもServerless(サーバレス)やDeep Lerning 、機械学習についての考察など、専門分野によって各社様々な講演が3日間の期間で実施されていました。


プレゼンテーションを見て

様々な企業のプレゼンテーションをいくつか見て思った事は「伝える」という教育が、高水準で整備されているという事でした。

日本の場合だと、ビジネスで使えるレベルのプレゼンテーションの方法は社会に出てから覚えます。覚えるといっても何か教育的プログラムがあるわけではなく、その多くが見て覚えるレベルです。

セミナー講演の登壇者でも、練習を行わずプレゼンテーションに臨む人すらよく見かけます。(プレゼン時に直感やライブ感を大事にするという事はそういう事ではないと思うのですが…)

プレゼンテーションをする際には、同時に集客やイベント出展で大きなコストが発生しているケースが多いので、発生している予算と準備のバランス感の悪さを日常的に感じてしまう事があります。

プレゼンテーションは日本よりもアメリカのレベルが高く…というよりも教育や準備という観点でも、「伝える」技術という観点でも圧倒的な差を感じました。


国土の広さからの考察①「営業訪問が簡単ではない」

ここからは正解か不正解かはわかりませんが自分自身としては納得できましたという個人的考察を記述していきたいと思います。

アメリカと日本との大きな違いとして、国土の広さがあります。この視点から俯瞰する事で腑に落ちた事がいくつもありました。

それは「伝える」であったり、「データ」に関してであったり、「営業やマーケティング」であったり、様々な分野に紐付いており、全てが関連していました。

アメリカは国土が広い分、全米各地に点在するクライアントのもとへすぐに訪問する事はできません。

コストや効率の問題から案件の重要度がよほど高くなければ訪問ができません。

そうなってくると物理的な距離がなくなるインターネットを効果的に活用する、マーケティングに注力する動きになるのは当然です。


国土の広さからの考察②「マーケティングが最重要」

営業訪問が簡単ではない分、マーケティングの重要度が高まります。

そこで物理的な距離を関係なく、様々な手法で遠隔的に顧客と接点が持てるインターネットの需要が高まります。需要が高まればオンライン技術が発達します。

オンライン技術が高まればマーケティングテクノロジーが発展します。マーケティングテクノロジーが発展すると、新しいマーケティング手法が開発されていきます。

そうなるとさらにマーケティングが重宝されていく。

こういったマーケティングとデジタルが関連する一連のサイクルが生まれます。

アメリカの企業でマーケティング領域は日本の何倍も重要視されています。

国土の広さ→マーケティングというサイクルの観点から見ると、その理由も理解できます。


国土の広さからの考察③「伝える技術とデータ解析技術の先進国」

マーケティングが重要視されているという事は、製品の見せ方、見られ方などのプロモーションスキル「伝える技術」が発達していきます。

そしてブランディング要素の他に、データドリブンスキル「データ解析技術」も同時に発達していきます。

顧客や見込み顧客、潜在顧客などターゲットレベルに合わせ、伝える内容を変えて配信できるテクノロジー「データ解析技術」と、対面しなくてもインターネット上のコンテンツ、電話やテレビ会議だけでもわかりやすく製品の特長を伝える事ができる「伝える技術」。

これらがとても発達している根本的な要因は国土の広さにあるような気がしました。

アメリカのマーケティングスキルが日本の10年先をいっているとよく聞きますが、それも国土の広さから紐解いていくと当然の進化と捉える事ができました。

マーケティングオートメーション(MA)が必須と呼ばれる背景もわかった気がします。


まとめ

ちなみにアメリカでは、どんな高齢者でもE-mailアドレスを持っていて、実際に皆使っているそうです。高齢者のオンライン活用頻度も日本よりはるかに上だそうです。

アメリカは自己責任の国と言えます。その分、自分を守る知恵というか変化に対応する柔軟性が高いのではないでしょうか。

国民性などもあるのかもしれませんが、IT技術に対してもライフラインとしての認識が日本より数段高く、伝えるとは逆に情報を収集する側の意識もとても高いと思いました。

日本だと自己責任の意識は低いですし、国土が狭いので、物理的な距離としてすぐ隣にご近所さんがいて、その気になればわからない事があってもすぐ聞ける。そんな状況にあります。

良いも悪いもなく、日本では何か新しい技術を享受せずとも現状維持で生きていく分には困らない環境です。

アメリカでは新しい技術を享受しない事は損。新しい技術を利用する事が得。

新しいものを受け入れて取り入れていく事が、より豊かに生きる事。そんな価値観にシンプルにつながっているのだと感じました。

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