—継続して取り組んでいたメール配信の効率化が課題でした。
弊社ではIT分野における最新技術の普及を目的としたIT研修サービスの提供を行っております。また最新技術をお客様に提供するため、社内でも積極的に新たな技術をリサーチしています。そのノウハウを活用したシステム開発や第三者視点でのシステムの検証やテスト実施の支援なども行っております。
お客様との接点を持つケースとして自社主催のセミナーやイベントをきっかけとするケースがございます。弊社サービスをより多くの方々に知っていただく機会として定期的に開催しており、毎回数十名の方々にご参加頂いております。ご来場者の中にはセミナー後、すぐに受講を希望される方もいらっしゃいますが、BtoB取引の性質上、ほとんどの方々には中長期的なフォローが必要です。
そのため以前よりセミナーのご来場者に対してメールを活用した情報配信を行っておりました。ただ当時はメール配信ツールを利用していなかったため、手動によるメール配信を行っていました。作業負担も相当なものでしたし、来場者様情報も定期的に増加するため、管理も含めて業務効率が上がるシステムはないかと検討しておりました。そんな中Web上で情報収集していたところサスケの無償版を見つけ、まずは無償版から利用を始めることにしました。
—顧客との接点を大幅に増やすことができました。
まずは無償版の一括メール機能を活用したセミナー情報の発信から始めました。メール配信の前にサスケに来場者リストの登録が必要でしたが、簡単にデータのインポートができました。
手元の来場者リストの項目名と同じ項目名をサスケ側に用意するだけでシステム側で自動的に紐付けを行ってくれるため、手間を掛けることなく取り込みができました。
またインターフェースがシンプルでわかりやすく機能も十分でした。「会社名」や「名前」の差し込み機能、メールの配信停止制御もワンクリックで操作が可能ですので、複雑な設定もなく直感的に運用ができました。特に良かったのは通数制限がないという点ですね。
そのため案内メールだけでなく、セミナー開催後の御礼メールにも活用するなどお客様と継続的な接点を持つきっかけとして役立ちました。
—作業コストを削減しながら、顧客への細かなアプローチができるようになりました。
無償版の利用が落ちついてきたタイミングで、より効果的にマーケティングや顧客育成に取り組むために有償版の導入に至りました。
通常のメール配信システムでは配信に必要な「氏名」や「会社名」といった基本的な情報しか管理ができません。
しかしサスケでは顧客管理システムがベースですので顧客に紐付く様々な情報を一元管理し、かつ作成した項目をもとに検索することが可能になりました。いつごろどんなセミナーにご来場頂いたのか、どんな研修に関心を持っていただいたのかといった情報で見込み顧客を抽出するといったイメージです。
地味ではありますがこの「項目作成」と「検索の自由度の高さ」で活用の幅も大きく変わってくると考えています。お客様のニーズも多種多様ですので、それぞれのニーズに合致する情報をお届けすることが結果的に弊社サービスに対する興味・関心を引き立て、お取引に繋がると考えるからです。
サスケ導入前と比べるとメール配信に費やしていた作業コストを圧倒的に削減できました。またセグメントメールに関しても到達率やクリック率、その後の弊社Webサイトへの導線なども確認することができるようになりましたので、今まで以上にPDCAを回すことができるようになりました。
現在はメール配信だけでなく、顧客管理部分の運用も広げていこうと考えております。フォローノウハウやお客様との過去のやり取りの蓄積を行うことで、今後スタッフが増えた際にも柔軟に対応できる環境を整えていきたいと考えています。
